沖縄本島から海中道路を渡った先にある宮城島。 ここに、世界で唯一の製塩法を見学できる「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」があります。 「ぬちまーす」とは、沖縄の方言で「命(ぬち)の塩(まーす)」という意味。 その名の通り、生命を育む海の恵みをそのまま結晶にした、ミネラル豊富な塩として知られています。
この記事では、ぬちまーす観光製塩ファクトリーの見学の魅力について、詳しくご紹介します。ギネスにも認定された特別な製塩法の見学はもちろん、敷地内にある沖縄屈指の絶景スポットやパワースポット、限定グルメまで、見どころが満載です。 これを読めば、あなたもきっとぬちまーす観光製塩ファクトリーを訪れたくなるはずです。
ぬちまーす観光製塩ファクトリーを見学!押さえておきたい基本情報

まずは、ぬちまーす観光製塩ファクトリーを訪れる前に知っておきたい基本的な情報をご紹介します。営業時間や入場料、アクセス方法などを事前にチェックして、スムーズな観光プランを立てましょう。
施設の基本情報(営業時間・料金・予約)
ぬちまーす観光製塩ファクトリーの魅力の一つは、入場料・見学料が無料であることです。 予約も基本的には不要なので、気軽に立ち寄ることができます。 ただし、10名以上の団体で見学する場合は、事前に予約が必要です。
施設内では、無料のガイド付き案内も実施されています。 ガイド案内は9:00から16:30まで、毎時0分と30分にスタートし、所要時間は約10分~15分です。 世界で唯一の製塩法について詳しく知りたい方は、ぜひガイド付き見学に参加してみてください。もちろん、ガイドのいない時間帯でも、説明パネルを見ながら自由に見学することが可能です。
【基本情報】
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 沖縄県うるま市与那城宮城2768 |
| 電話番号 | 098-923-0390 |
| 営業時間 | 9:00~17:30 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 入場・見学料 | 無料 |
| 予約 | 不要(10名以上の団体は要予約) |
アクセス方法(車・公共交通機関)
ぬちまーす観光製塩ファクトリーは、沖縄本島中部のうるま市にある宮城島に位置しています。 那覇空港からは車で約90分、沖縄自動車道の沖縄北ICからは約40分ほどの距離です。 絶景スポットとして人気の海中道路を渡っていくルートなので、ドライブコースとしても楽しめます。
公共交通機関を利用する場合、最寄りのバス停は「宮城中学校前」ですが、バス停から施設までは徒歩で約16分かかります。 本数も限られているため、アクセスはレンタカーなどの車が断然便利です。沖縄の美しい海の景色を楽しみながら、快適なドライブで訪れるのがおすすめです。
駐車場情報
ぬちまーす観光製塩ファクトリーには、無料の駐車場が完備されています。 普通車49台、大型バス4台を収容できる広々としたスペースがあるので、安心して車で訪れることができます。
駐車場から施設まではすぐなので、小さなお子様連れやご年配の方でも移動の負担が少ないのが嬉しいポイントです。休日や観光シーズンは混雑することもありますが、十分な駐車スペースが確保されているため、駐車場所に困ることは少ないでしょう。
世界唯一の製塩法!ぬちまーすの製造工程を間近で体感

ぬちまーす観光製塩ファクトリーの最大の見どころは、なんといっても世界で唯一の特許製法「常温瞬間空中結晶製塩法」を間近で見学できることです。 雪のように降り積もる塩の美しい光景は、ここでしか見ることができません。
ギネス認定!「常温瞬間空中結晶製塩法」とは?
「常温瞬間空中結晶製塩法」は、ぬちまーす社が世界で初めて開発した独自の製塩技術です。 この製法は、世界13カ国で特許を取得しています。
一般的な製塩法では、海水を煮詰めたり天日で乾燥させたりする過程で、塩分以外のミネラル(にがり)の多くが失われてしまいます。 しかし、この「常温瞬間空中結晶製塩法」は、汲み上げた海水を細かい霧状にし、温風を当てることで水分だけを瞬時に蒸発させます。 これにより、海水に含まれる21種類もの多様なミネラルをそのまま結晶化させることに成功しました。
このミネラルの豊富さは、2000年2月に「ミネラルの種類が最も多い塩」としてギネスブックに認定されています。 特に、現代人に不足しがちなマグネシウムは一般の食塩の約200倍も含まれているなど、健康志向の方々からも高い評価を得ています。 また、塩分濃度が一般的な食塩より約25%低いのも特徴です。
見学通路から見る圧巻の光景
工場内の見学通路はガラス張りになっており、製造工程を間近に見ることができます。中でも圧巻なのが、製塩室の光景です。
霧状になった海水から水分だけが蒸発し、パウダースノーのような真っ白な塩が静かに降り積もっていく様子は、まるで雪景色を見ているかのようで、とても幻想的です。 この美しい光景は、世界で唯一ここでしか見ることができません。
見学通路には、製塩法の仕組みやぬちまーすの歴史について解説したパネルが設置されているので、自由に見学しても十分に楽しめます。 より深く知りたい方は、決まった時間に開催される無料のガイドツアーに参加するのがおすすめです。 ガイドスタッフが製造工程の秘密やぬちまーすのこだわりを分かりやすく解説してくれます。
見学の所要時間とおすすめの時間帯
工場見学の所要時間は、自由見学なら15分~30分程度、無料ガイド付きの見学(約10~15分)に参加する場合は30分~40分程度を見ておくとよいでしょう。 施設内には、絶景スポットやカフェ、ショップなど見どころがたくさんあるため、全体としては1時間~1時間半ほど時間を確保しておくのがおすすめです。
おすすめの時間帯は、比較的空いている午前中です。特に朝一番は、静かな環境でゆっくりと見学できる可能性が高いです。また、無料ガイド案内の時間に合わせて訪れるのも良いでしょう。ガイド案内は9:00から16:30まで、毎時0分と30分に行われています。 事前に時間をチェックして、計画的に訪れることで、より充実した見学ができます。
見学だけじゃない!施設内の見どころと楽しみ方

ぬちまーす観光製塩ファクトリーの魅力は、工場見学だけにとどまりません。敷地内には、沖縄の食材を活かした料理が楽しめるレストランやカフェ、ここでしか手に入らない限定商品が並ぶショップなど、様々な施設が併設されています。
絶景カフェ「たかはなり」でひと休み
工場見学の後は、併設されたカフェレストラン「たかはなり」で休憩はいかがでしょうか。 このレストランでは、もちろん全ての料理にぬちまーすが使用されており、沖縄の食材を最大限に活かしたこだわりのメニューを味わうことができます。
中でも人気なのが、旬の県産野菜をふんだんに使った「ぬちまーす御膳」や、定番の沖縄そばです。 デザートメニューも充実しており、特に「ぬちまーす塩ソフトクリーム」は、ミルクの濃厚な甘さとぬちまーすのまろやかな塩味が絶妙にマッチした逸品で、訪れる多くの人が注文する人気商品です。
店内は開放的な空間で、海風を感じられるテラス席からは、太平洋のパノラマビューを望むことができます。 美しい景色を眺めながら美味しい食事やスイーツをいただく、贅沢な時間を過ごせます。
ランチタイムは11:00~15:30(L.O. 15:00)、カフェタイムは9:00~17:30(L.O. 17:00)となっています。
ショップ限定商品も!お土産選びのポイント
施設内にある直営ショップでは、様々な種類のぬちまーす製品を購入することができます。 定番のクッキングボトルタイプや袋タイプの食塩はもちろん、ぬちまーすを使ったお菓子や調味料、さらにはミネラル豊富な特性を活かした化粧品や入浴剤まで、幅広いラインナップが揃っています。
お土産選びのポイントは、ショップ限定商品や特別価格の商品をチェックすることです。 例えば、美容用のマッサージソルト「シルクソルト」は、ショップで無料のハンドエステ体験もできる人気商品です。 実際に使い心地を試してから購入できるのは嬉しいポイントです。
また、ぬちまーすを使った「塩ちんすこう」や「塩黒糖」などのお菓子は、沖縄土産としても喜ばれること間違いなし。自分用にはもちろん、大切な人へのお土産にも最適な商品がきっと見つかるはずです。クレジットカードや電子マネーも利用可能です。
レストラン「ぬちまーす食堂」の健康メニュー
※現在、施設内のレストランは「カフェレストラン たかはなり」として営業しています。ここでは、「たかはなり」で提供されている健康志向のメニューについてご紹介します。
「カフェレストラン たかはなり」では、ぬちまーすの「体に良い塩」というコンセプトを反映した、健康的なメニューが豊富に用意されています。 料理には、ぬちまーすはもちろんのこと、地元沖縄で採れた新鮮な野菜がふんだんに使われています。
ぬちまーすは、一般的な食塩に比べて塩分が約25%低く、カリウムやマグネシウムといったミネラルを豊富に含んでいます。 カリウムには余分な塩分を体外に排出する働きがあるため、ぬちまーすを使った料理は塩分を気にしている方でも安心して楽しむことができます。 素材の味を引き立てるぬちまーすの優しい塩味と、沖縄の太陽をたっぷり浴びた野菜の力で、心も体も元気になるような美味しい食事を体験できます。
沖縄屈指のパワースポットでエネルギーチャージ

ぬちまーす観光製塩ファクトリーの敷地内には、「ぬちうなー(命御庭)」と呼ばれる散策エリアがあり、そこには沖縄でも有数のパワースポットが点在しています。 工場見学とあわせて、沖縄の雄大な自然が持つ神秘的なエネルギーを感じてみてはいかがでしょうか。
幸せを呼ぶ絶景「果報(かふう)バンタ」
敷地内で最も有名なスポットが、「果報(かふう)バンタ」です。 沖縄の言葉で「果報」は「幸せ」、「バンタ」は「崖」を意味し、その名の通り「幸せ岬」と呼ばれています。
崖の上から見下ろす景色はまさに絶景の一言。目の前には、藍色、コバルトブルー、そしてエメラルドグリーンへと続く、美しい青のグラデーションが広がります。 この透明度抜群の海こそが、ぬちまーすの原料となる海水が汲み上げられている場所です。
視界を遮るものが何もない大パノラマは、訪れる人々の心を癒し、幸せな気持ちにさせてくれます。眼下の砂浜は、満月の夜にウミガメが産卵に訪れるほど手つかずの自然が残る場所でもあります。 沖縄の海の美しさを存分に感じられる、必見のスポットです。
3つのパワースポット「三天御座(みてぃんうざ)」
果報バンタの近くには、「三天御座(みてぃんうざ)」と呼ばれる小さな鍾乳洞のような場所があります。ここは、天・地・海の3つの神が集い、エネルギーを交換する場所とされています。
岩肌に囲まれた静かで神秘的な空間は、訪れるだけで心が洗われるような不思議な感覚に包まれます。この場所は、古くから地元の人々にとって神聖な祈りの場であったと伝えられています。
大きな岩がいくつも連なり、独特の雰囲気を醸し出しています。自然が作り出した造形美と、そこに宿るとされる神聖なエネルギーを感じながら、静かに手を合わせてみてはいかがでしょうか。日々の喧騒を忘れ、自分自身と向き合う貴重な時間となるかもしれません。
神秘的なエネルギーが流れる「龍神風道(りゅうじんふうどう)」
「龍神風道(りゅうじんふうどう)」は、敷地内にあるもう一つの強力なパワースポットです。 木々に囲まれた小道を進んだ先にあり、琉球の創生神話にゆかりのある浜比嘉島と、沖縄の聖地として知られる久高島を一直線に望むことができます。
この二つの神聖な島から流れてくるエネルギーの通り道とされており、古くから龍神が宿る場所として大切にされてきました。心地よい風が吹き抜けるこの場所に立つと、体中に清らかなエネルギーが満ちてくるのを感じられるかもしれません。
自然のエネルギーが集まるこの場所は、心身のリフレッシュに最適です。深呼吸をして、沖縄の聖なる島のエネルギーを感じてみてください。訪れた人々に良い気をもたらしてくれると言われています。
散策エリア「ぬちうなー」の注意点
敷地内の散策エリアは、所要時間約15分ほどで回ることができます。ただし、利用できるのは施設の営業時間内(9:00~17:30)のみとなりますのでご注意ください。
ぬちまーす観光製塩ファクトリー見学の総まとめ

この記事では、沖縄県うるま市にある「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」の見どころを詳しくご紹介しました。
世界で唯一の「常温瞬間空中結晶製塩法」による雪のような塩が降り積もる幻想的な光景は、訪れる価値のある圧巻の体験です。 さらに、入場無料で楽しめる手軽さに加え、敷地内には沖縄屈指の絶景スポット「果報バンタ」や、神秘的なエネルギーに満ちたパワースポットも点在しています。
見学後には、ぬちまーすを使った美味しい料理やスイーツが味わえるカフェでくつろいだり、ショップで限定のお土産を探したりと、楽しみ方は様々です。 塩について学び、絶景に癒され、美味しいものを味わい、そしてパワーをもらう。ぬちまーす観光製塩ファクトリーは、五感を満たす魅力が詰まった、沖縄観光でぜひ訪れてほしいスポットの一つです。


