沖縄旅行の計画を立てている皆さん、旅の途中でほっと一息つける、素敵なお店を探していませんか?那覇市の首里城近く、風情ある街並みにひっそりと佇む「パポテペパン」は、そんな願いを叶えてくれるお店です。 ここは、ただのお菓子屋さんではありません。一つひとつ丁寧に作られた焼き菓子、こだわりのコーヒー、そしてソムリエでもある店主が厳選した自然派ワインが楽しめる、知る人ぞ知る隠れ家的なスポットなのです。
扉を開ければ、まるで絵本の中に迷い込んだかのような可愛らしい空間が広がり、旅の疲れを優しく癒してくれます。 この記事では、沖縄旅行でぜひ訪れてほしい「パポテペパン」の魅力について、アクセス方法からおすすめメニュー、訪れる際のポイントまで、余すところなくご紹介します。手土産や自分へのご褒美にもぴったりの、心温まるおやつに出会う旅へ、一緒に出かけましょう。
パポテペパンってどんなお店?首里の隠れ家的スポットの魅力
沖縄・那覇の首里エリアを散策していると、ふと目に留まる可愛らしい看板。 それが、おやつとコーヒー、自然派ワインのお店「パポテペパン」です。2020年5月にオープンして以来、地元の人々はもちろん、沖縄の美味しいものを求める観光客からも注目を集めています。 ここでは、お店の基本的なコンセプトや名前の由来、そして多くの人々を引きつけてやまないその魅力の秘密に迫ります。
きびガレット「おやつとコーヒー、自然派ワインの店papoter pepin(パポテペパン)」那覇市首里当蔵町 竜潭池近くのローソンの十字路を下って右手 首里城SAIKOUクッキーとかありました。他の物も思ったより甘味が強いかな?テンションが浮上しそうで美味しかったです(^^) pic.twitter.com/AEiHvt2jJD
— 食べられる内は大丈夫! (@kouchi4135) January 9, 2021
「話のタネ」がコンセプトのおやつ屋さん
「パポテペパン(papoter pepin)」という少しユニークな店名は、フランス語が由来です。 「papoter(パポテ)」は「おしゃべり」を意味するpapotageという言葉の動詞形で、「pepin(ペパン)」は「種」を意味します。 この二つを合わせて、直訳すると『話のタネ』となる、とても素敵なコンセプトが込められているのです。
このお店のおやつを囲んで、家族や友人との会話が弾んだり、美味しいワインを片手におしゃべりを楽しんだり…そんな温かいコミュニケーションが生まれる「タネ」でありたいという、店主の優しい想いが感じられます。沖縄旅行で出会ったこのお店の焼き菓子が、旅の思い出話に花を咲かせるきっかけになるかもしれませんね。訪れる人々が笑顔になり、その輪が広がっていくような、心温まるお店です。
絵本の世界から飛び出したような可愛いお店
パポテペパンの魅力は、提供される商品だけではありません。お店そのものが持つ独特の雰囲気に、多くの人が心を奪われます。首里の静かな路地裏に佇むその姿は、まるで絵本の世界から飛び出してきたかのようで、思わず足を止めてしまいます。 小さな扉を開けて中に入ると、そこには温かみのある空間が広がっています。
カウンターには、一つひとつ丁寧に個包装された色とりどりの焼き菓子がずらりと並び、見ているだけで幸せな気持ちになります。 奥にはお菓子作りのためのキッチンがあり、甘く香ばしい香りが漂ってきます。そして入り口のすぐ左手には大きなワインセラーが設置され、こだわりの自然派ワインがずらりと並んでいるのもこのお店ならではの光景です。 小さなお店ですが、店主のこだわりとセンスが隅々まで行き届いた、まさに「知る人ぞ知る」という言葉がぴったりの空間が広がっています。
こだわりの焼き菓子と自然派ワインの専門店
パポテペパンのコンセプトは「おやつとコーヒー、自然派ワイン」です。 主役であるおやつは、フィナンシェやクッキー、ケーキなどの焼き菓子が中心。 沖縄の食材をさりげなく取り入れたものもあり、ここでしか味わえない特別な美味しさに出会えます。 そして、そのおやつのお供には、近所にある「山下珈琲店」の自家焙煎豆をネルドリップで丁寧に抽出したこだわりのコーヒーが用意されています。 さらに特筆すべきは、自然派ワインの豊富なラインナップです。
ソムリエでもある店員さんが、お客さんの好みや気分に合わせて最適な一本を選んでくれるので、ワインに詳しくない方でも安心してお気に入りのワインを見つけることができます。 月に一度ほど、有料で様々なワインを試飲できるイベントも開催されており、ワイン好きにはたまらないお店です。 美味しいおやつと、それに合うコーヒーやワイン、それぞれの専門性が高いレベルで融合しているのが、パポテペパンの大きな魅力と言えるでしょう。
パポテペパンへのアクセスと営業時間

沖縄旅行の貴重な時間を有効に使うためには、事前の情報収集が欠かせません。ここでは、パポテペパンを訪れる際に知っておきたい、アクセス方法や駐車場の有無、そして営業時間や定休日について詳しく解説します。首里城観光のプランに組み込む際の参考にしてください。
首里城観光とあわせて立ち寄れる好立地
パポテペパンは、沖縄観光の定番スポットである首里城の近くに位置しています。 具体的には、首里城からほど近い「当蔵(とおのくら)交差点」から儀保方面へ向かう路地に入ってすぐ右側にあります。
首里城公園の散策を楽しんだ後、少し足を延ばして立ち寄るのにぴったりのロケーションです。歴史的な建造物や石畳の道が残る首里の街並みは、歩いているだけでも沖縄の文化を感じることができます。そんな街歩きの途中で、パポテペパンの可愛らしいお店を見つければ、旅の楽しさが一層増すことでしょう。ゆいレールの儀保駅からも徒歩圏内なので、公共交通機関を利用する方にもアクセスしやすいのが嬉しいポイントです。
| 店舗名 | パポテ ペパン (papoter pepin) |
|---|---|
| 住所 | 沖縄県那覇市首里当蔵町2-16-1 |
| アクセス | 首里城近くの当蔵交差点から路地に入ってすぐ |
駐車場はないので要注意!近隣のコインパーキング情報
沖縄旅行ではレンタカーを利用する方が多いですが、パポテペパンを訪れる際には一つ注意点があります。それは、
ということです。 お店の前の道は狭いため、路上駐車は絶対にやめましょう。車で訪れる場合は、必ず近隣のコインパーキングを利用する必要があります。首里城周辺には観光客向けの駐車場がいくつか点在しているので、そちらに車を停めて、首里の街を散策しながらお店に向かうのがおすすめです。事前にナビタイムなどで周辺の駐車場情報をチェックしておくと、当日スムーズに行動できるでしょう。 時間帯によっては満車の場合もあるため、時間に余裕を持って計画を立てることをお勧めします。
訪問前に確認したい営業時間と定休日
せっかくお店まで足を運んだのに、閉まっていたら残念ですよね。そうならないためにも、営業時間と定休日は事前にしっかりと確認しておきましょう。パポテペパンの営業時間は11:00から18:00までです。 おやつの時間はもちろん、少し早めの夕方にワインを選びに行くのにも良い時間設定です。定休日は日曜日と月曜日です。 加えて、臨時休業する場合もあるため、訪問前にはお店の公式インスタグラムなどで最新の情報をチェックするのが最も確実です。 特に旅行の計画に組み込む際は、定休日と重なっていないか、臨時休業のお知らせが出ていないかを必ず確認してから訪れるようにしてください。
| 営業時間 | 11:00~18:00 |
|---|---|
| 定休日 | 日曜日、月曜日 |
| 備考 | 臨時休業あり。公式インスタグラム等で要確認 |
パポテペパンのおすすめメニュー!手土産にもぴったりな焼き菓子たち

パポテペパンのショーケースには、思わず目移りしてしまうほど魅力的な焼き菓子が並んでいます。 ここでは、数あるメニューの中から、特に人気の商品や、ぜひ試してほしい個性的なおやつ、そしてこだわりのドリンクについて詳しくご紹介します。自分へのご褒美はもちろん、大切な人への手土産にも喜ばれること間違いなしの逸品ばかりです。
沖縄で1番焼き菓子とタルトが美味しいお店で、タルト&キッシュ祭をしていたので、開店15分前からお店に行ったところ、既に行列が…。フルーツタルトは安定の美味しさで、初めて見た紅茶とドライフルーツとナッツのタルトとキッシュがとても良かった。#papoterpepin#パポテペパン pic.twitter.com/pJCADDiJXQ
— 福太郎 (@ping_guo_pai) May 5, 2024
まずはコレ!人気のレーズンサンドとフィナンシェ
パポテペパンに初めて訪れるなら、まず試してほしいのが「ラムレーズンサンド」です。 訪れた人の口コミでも「やばい美味さ」「冷やすとより美味い」と絶賛の声が上がるほどの人気商品です。 バターの風味豊かなクッキーと、ラム酒が香る芳醇なレーズンクリームの組み合わせは、一度食べたら忘れられない味わいです。また、焼き菓子の定番であるフィナンシェも外せません。
アーモンドの香ばしい香りが口いっぱいに広がるプレーンタイプはもちろん、「木苺のフィナンシェ」なども人気です。 木苺の甘酸っぱさがアクセントとなり、バターリッチな生地との相性は抜群。 どちらも一つひとつが丁寧に作られており、素材の良さが際立つ優しい味わいです。コーヒーや紅茶はもちろん、自然派ワインとのペアリングを楽しむのもおすすめです。
珍しいドイツ菓子「ヌスエッケン」とは?
ショーケースの中で、少し変わった名前のお菓子を見つけたら、それが「ヌスエッケン」かもしれません。 これはドイツの伝統的なお菓子で、「ヌス(Nuss)」はナッツ、「エッケン(Ecken)」は角や隅を意味します。 その名の通り、クッキー生地の上にキャラメリゼしたナッツがたっぷりと乗せられ、三角形にカットされているのが特徴です。
ザクザクとしたナッツの食感と、濃厚なキャラメルの甘さ、そして土台となるクッキー生地のサクサク感が一体となった、非常に食べ応えのあるお菓子です。見た目は硬そうに感じるかもしれませんが、食べてみるとホロっと崩れるような食感も楽しめます。 日本ではあまり見かけることのない珍しいお菓子なので、新しい味に挑戦してみたい方や、甘いもの好きな方には特におすすめです。
アレルギー対応も嬉しい!卵不使用のクッキー
小さなお子様やアレルギーをお持ちの方へのお土産選びは、特に気を使いますよね。パポテペパンでは、そんな方にも安心して選べるお菓子が用意されています。
例えば「ほうじ茶とチョコチップ」や「かくかくヘーゼルナッツ」といったクッキーは、卵を使わずに作られています。 卵不使用でありながら、ザクザクとした食感と優しい甘さが楽しめ、子どもから大人まで、誰からも愛される美味しさです。 ほうじ茶の香ばしい風味とチョコチップの甘さが絶妙なバランスだったり、ヘーゼルナッツの豊かな風味が口いっぱいに広がったりと、素材の組み合わせにもこだわりが感じられます。このように、様々な人が楽しめるような配慮がされている点も、パポテペパンが多くの人に愛される理由の一つと言えるでしょう。
こだわりのコーヒーとソムリエが選ぶ自然派ワイン
パポテペパンの魅力は焼き菓子だけにとどまりません。ドリンクメニューにも強いこだわりがあります。コーヒーは、お店のすぐ近くにある人気店「山下珈琲店」の自家焙煎豆を使い、一杯ずつ丁寧にネルドリップで淹れてくれます。 お菓子との相性を考え抜かれた、すっきりとしながらもコクのある味わいは、焼き菓子の美味しさを一層引き立ててくれます。
基本的にはテイクアウトでの提供となります。 そして、もう一つの主役が自然派ワインです。 入り口横の大きなセラーには、店主が厳選した世界各国の自然派ワインがずらり。 ソムリエでもある店員さんが常駐しているので、「フルーティーな白ワインが欲しい」「お肉料理に合う赤ワインは?」といった風に好みを伝えれば、ぴったりの一本を提案してくれます。 沖縄の食材を使った料理と合わせて楽しむワインを探すのも、旅の醍醐味になるかもしれません。
パポテペパンをもっと楽しむためのポイント

パポテペパンの魅力を最大限に味わうために、知っておくと便利な情報や楽しみ方のヒントをご紹介します。お店の利用スタイルや、実際に訪れた人たちのリアルな声、そして特別なイベントについて知ることで、あなたのパポテペパン訪問がより一層思い出深いものになるはずです。
テイクアウトが基本!イートインはできる?
パポテペパンは、基本的にテイクアウト専門店です。 店内に飲食スペースはなく、購入したお菓子やコーヒーは持ち帰って楽しむスタイルとなります。そのため、首里城公園のベンチで一休みしながら味わったり、宿泊先のホテルに戻ってからゆっくりと楽しんだりするのがおすすめです。
沖縄の美しい景色を眺めながらいただくパポテペパンのおやつは、格別の美味しさに感じられることでしょう。お店のコンセプトである「話のタネ」の通り、旅の仲間や家族と一緒に、その日あった出来事を語らいながらおやつを囲む、そんな素敵な時間のお供にぴったりです。購入したワインをディナーで開けるのも良いですね。
訪れた人の口コミ・評判をチェック!
実際に訪れた人たちの声は、お店選びの重要な参考になります。パポテペパンの口コミを見ると、「焼き菓子の種類が豊富で、どれにしようか悩むのが楽しい」 「手土産に持っていったらとても喜ばれた」 といった声が多く見られます。特にレーズンサンドは高い人気を誇り、「絶品」との評価も少なくありません。
また、「絵本のような世界観のお店が可愛い」「知る人ぞ知る隠れ家的な雰囲気が良い」など、お店の空間そのものを楽しんでいる人も多いようです。 こうしたポジティブな口コミは、お店の質の高さを物語っています。訪れる前にSNSなどで最新の口コミをチェックしてみると、季節限定の商品や新しいメニューの情報を得られるかもしれません。
月に一度のお楽しみ!ワインの試飲会イベント
ワイン好きの方にぜひチェックしてほしいのが、月に一度ほどのペースで開催される自然派ワインの試飲販売会です。 通常、店内での飲酒はできませんが、このイベントの際には有料でグラス試飲が可能になります。 毎回テーマが設けられ、例えば「泡」をテーマにした回では、世界各国のスパークリングワインを9種類も飲み比べることができたようです。
ソムリエである店主から直接ワインの説明を聞きながら、様々な味わいを試せる絶好の機会です。気に入ったワインはその場で購入することもできます。イベントの開催日程は、お店の公式SNSなどで告知されるため、興味のある方はフォローして情報を逃さないようにしましょう。沖縄旅行の日程と合えば、ぜひ参加してみたい特別な体験です。
まとめ:沖縄旅行の思い出にパポテペパンの優しいおやつを

この記事では、沖縄県那覇市首里にある「パポテペパン」について、その魅力や楽しみ方を詳しくご紹介しました。
「話のタネ」をコンセプトにしたこのお店は、訪れる人々の心に温かい灯をともすような、優しさに満ちた空間です。 絵本から飛び出してきたような可愛らしい店内で、一つひとつ丁寧に作られた焼き菓子を選ぶ時間は、旅の素敵な思い出の1ページになるでしょう。 特に人気のラムレーズンサンドや、珍しいドイツ菓子ヌスエッケンは、ぜひ味わっていただきたい逸品です。
また、ソムリエが選ぶ自然派ワインや、こだわりのコーヒーもパポテペパンの大きな魅力。 首里城観光の合間に立ち寄り、美味しいおやつとドリンクをテイクアウトして、沖縄の美しい風景の中で味わうのもおすすめです。
沖縄旅行を計画される際には、ぜひこの隠れ家的なお店「パポテペパン」を訪れて、心温まる美味しい思い出を作ってみてはいかがでしょうか。



コメント