沖縄旅行を計画中の皆さん、「モフモナ(mofgmona)」という名前を聞いたことがありますか? 宜野湾市の嘉数高台公園近くの住宅街に佇むこのお店は、美味しいランチやスイーツが楽しめるカフェと、素敵なうつわや雑貨が揃うセレクトショップが一体となった、魅力あふれる空間です。緑豊かな外観と、温かみのある店内は、訪れるだけで癒やされること間違いなし。2002年のオープン以来、沖縄のカフェ文化を牽引してきた草分け的な存在としても知られています。
この記事では、そんなモフモナの魅力を、カフェメニューから雑貨のラインナップ、アクセス方法まで、沖縄旅行を考えている方に向けて、やさしくわかりやすくご紹介します。沖縄の思い出作りに、ぜひ立ち寄ってみませんか?
モフモナ(mofgmona)ってどんなお店?沖縄で人気の理由
久しぶりにモフモナ pic.twitter.com/A2qAm0WE9L
— Naruaki TOMA 温泉旅行… (@naltoma) July 6, 2019
沖縄県宜野湾市、緑豊かな住宅街に佇む「mofgmona(モフモナ)」。そこは、ただのカフェではありません。美味しい食事と心温まる空間、そして日々の暮らしを豊かにしてくれる素敵な雑貨と出会える、特別な場所です。多くの人々を惹きつけてやまない、モフモナの魅力の秘密に迫ってみましょう。
隠れ家のような外観と緑豊かなアプローチ
モフモナは、大通りから少し入った静かな場所にあります。鮮やかなピンク色のブーゲンビリアが迎えてくれる入り口は、まるで物語の世界への入り口のよう。 ツタの絡まる建物と、手入れされた緑が調和した外観は、都会の喧騒を忘れさせてくれる隠れ家のような雰囲気です。
お店に入る前から、その世界観に引き込まれ、期待感が高まります。このアプローチを抜けて店内に一歩足を踏み入れると、外の雰囲気とはまた違う、心地よい空間が広がっているのです。初めて訪れる人はもちろん、何度も通うリピーターにとっても、この場所を訪れること自体が楽しみの一つとなっています。
心地よい空間が広がる店内の雰囲気
店内は、コンクリートの打ちっぱなしの壁と、木の温もりが感じられる家具が絶妙に調和した、おしゃれで落ち着いた空間が広がっています。 大きな窓から差し込むやわらかな自然光が、店内を明るく照らし出し、開放感あふれる雰囲気を演出。席はテーブル席を中心に、カウンター席やソファ席もあり、一人でのんびり過ごしたい時も、友人や家族との会話を楽しみたい時も、様々なシーンで利用しやすいのが嬉しいポイントです。
お水はセルフサービスで、好きなデザインの琉球ガラスのグラスを選べるという嬉しいサプライズも。 細部にまでこだわりが感じられる空間づくりが、訪れる人々の心を掴んで離さない理由の一つでしょう。
カフェと雑貨店が融合したユニークなスタイル
モフモナの大きな特徴は、1階がカフェ、そして建物の3階が雑貨店「mofgmona no zakka(モフモナ ノ ザッカ)」となっていることです。 カフェで美味しいランチやスイーツを堪能した後に、そのまま雑貨を見て回ることができる、一度で二度美味しいスポットなのです。
カフェで実際に使われている「やちむん」(沖縄の焼物)や琉球ガラスの器は、3階の雑貨店で購入することも可能。 料理を味わいながら「このお皿素敵だな」と感じたものを、旅の思い出として持ち帰れるのは、うつわ好きにはたまらない魅力です。食事と買い物を一緒に楽しめるこのスタイルが、多くの観光客や地元の人々に愛されています。
モフモナのカフェで味わう、こだわりのランチとスイーツ
モフモナでカレー&ケーキ納め pic.twitter.com/2cklWwznCp
— Naruaki TOMA 温泉旅行… (@naltoma) December 30, 2022
モフモナの魅力は、その素敵な空間だけではありません。地元沖縄の食材をふんだんに使用した、心と体にやさしい料理も多くの人々を惹きつけています。見た目にも美しく、味わい深いランチプレートから、丁寧に作られた自家製スイーツまで、モフモナのカフェメニューの魅力をご紹介します。
地元の食材を活かした人気のランチプレート
モフモナのランチで特に人気なのが「本日のごはんプレート」です。 沖縄県産の新鮮な野菜をたっぷり使った日替わりのデリ(お惣菜)とメイン料理がワンプレートに彩り豊かに盛り付けられています。内容は日によって変わるため、訪れるたびに新しい味に出会えるのも楽しみの一つ。
例えば、ある日のプレートには、カボチャのポタージュ、ローストポーク、そして数種類の野菜デリが並びます。 ご飯は、玄米かターメリックライスから選ぶことができ、健康を気遣う方にも嬉しい配慮がされています。 旬の食材を活かした、素材本来の味を大切にしたやさしい味付けは、旅で疲れた体をそっと癒してくれるでしょう。
メニュー例 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|
本日のごはんプレート | 1,573円~ | 沖縄県産野菜をたっぷり使った日替わりプレート。 |
チキンマサラカリープレート | 1,380円~ | スパイスの効いた本格的なカレープレート。 |
※価格や内容は変更になる場合があります。
季節を感じる自家製スイーツの魅力
ランチ後のデザートや、午後のカフェタイムには、パティシエが作る本格的な自家製スイーツがおすすめです。定番のチーズケーキやガトーショコラから、季節のフルーツを使ったタルトまで、ショーケースには常時数種類の美味しそうなケーキが並びます。
「生チョコタルト」や「ラムレーズンとナッツのカトルカール」など、名前を聞くだけで心躍るようなスイーツは、どれも丁寧に作られており、甘さ控えめで上品な味わい。 ランチにプラスしてケーキセットにすることも可能で、美味しい食事の締めくくりにぴったりです。 旬の食材を取り入れた季節限定のスイーツも登場するため、訪れるたびに新しい発見があります。
こだわりのコーヒーと豊富なドリンクメニュー
モフモナでは、料理やスイーツだけでなく、ドリンクメニューも充実しています。コーヒーは、こだわりの豆を使用したエスプレッソやカフェラテなどが楽しめます。特に、エスプレッソをお湯で割った「ロングブラック」は、すっきりとした味わいで人気です。
コーヒーが苦手な方でも、季節の野草茶やハーブティー、自家製シロップを使ったソーダなど、豊富な選択肢から選ぶことができます。 体にやさしい野草茶は、ごはんプレートにもセットで付いてくることがあり、沖縄ならではの味わいを楽しむことができます。 どのドリンクも、こだわりのうつわで提供されるため、目でも楽しむことができます。
暮らしを豊かにする、モフモナの雑貨セレクション
カフェで心地よい時間を過ごした後は、ぜひ3階の「mofgmona no zakka」へ足を運んでみてください。 カフェの入り口とは別の、建物の右側にある外階段を上ると、そこには沖縄の作り手たちの手仕事が詰まった、宝箱のような空間が広がっています。
沖縄県内の作家ものが集まる「うつわ」
「mofgmona no zakka」の主役は、なんといっても沖縄県内で活動する作家たちの「うつわ」です。 沖縄の伝統的な焼物である「やちむん」を中心に、琉球ガラスや木工品など、オーナーが自らの足で探し出し、選び抜いたこだわりの品々が並びます。
伝統的な模様のやちむんから、現代の食卓にも馴染むモダンなデザインのうつわまで、そのセレクトは多岐にわたります。作り手の個性や人柄が感じられるような、温かみのある作品ばかりで、一つひとつ手に取ってじっくりと選びたくなります。
日々の生活に彩りを添える生活雑貨
うつわ以外にも、日々の暮らしを少しだけ豊かにしてくれるような生活雑貨も充実しています。カトラリーやアクセサリー、布製品など、どれも作り手の想いが込められた丁寧な手仕事の品々です。
カフェでお冷をいただく際に自分で選べる琉球ガラスのグラスも、こちらで購入することができます。 旅の思い出に、普段使いできるお気に入りの一品を見つけるのも楽しいでしょう。店内は生活空間をイメージしたディスプレイになっており、実際に自分の家で使うシーンを想像しながら、わくわくした気持ちで選ぶことができます。
大切な人へ贈りたい、こだわりのギフトアイテム
「mofgmona no zakka」は、沖縄旅行のお土産や、大切な人へのギフトを探すのにも最適な場所です。量産品ではない、手作りの一点もののうつわや雑貨は、きっと特別な贈り物になるはず。
どの作品を選べば良いか迷った時は、スタッフに相談してみるのもおすすめです。作家のことや作品の背景などを丁寧に教えてくれるので、より愛着の湧く一品に出会えるかもしれません。 オンラインショップも運営しており、旅の後に気に入った作家の作品を買い足すことも可能です。 また、不定期で東京や神戸などで「移動店」として出張販売も行っています。
モフモナへのアクセスと基本情報
沖縄旅行のプランにモフモナを組み込む際に気になる、アクセス方法や営業時間などの基本情報をまとめました。訪れる前にチェックして、スムーズに素敵な時間を過ごしてくださいね。
車でのアクセス方法と駐車場について
モフモナは沖縄自動車道「西原IC」から車で約5分の場所にあります。 那覇空港からは、交通状況にもよりますが、車で30〜40分程度が目安です。
駐車場は、お店の2軒隣にある砂利のスペースに用意されています。 白い木の看板が目印で、約10台ほど駐車可能ですが、縦列駐車が必要な場合もあります。
もし満車の場合は、お店の方に声をかけて指示を仰ぐか、近隣のコインパーキングなどを利用しましょう。
公共交通機関を利用する場合
レンタカーを借りない旅行者でも、バスを利用してアクセスすることが可能です。最寄りのバス停は「長田(ながた)」で、バス停からは徒歩約2分です。
那覇空港からは、市外線の25番(普天間空港線)に乗れば、乗り換えなしで約50分で到着します。その他にも、複数の路線が「長田」バス停を経由しているので、出発地に応じて最適なルートを調べてみてください。 沖縄のバスは時間通りに来ないこともあるため、こちらも時間に余裕を持った計画を立てるのがおすすめです。
営業時間・定休日と予約について
モフモナは人気店のため、特にランチタイムは予約をしておくと安心です。
店舗 | 営業時間 | 定休日 | 予約 |
---|---|---|---|
mofgmona(カフェ) | 11:00~21:30 (L.O. 料理20:30 ドリンク21:00) | 火曜日 | ランチは11時台~12時、ディナーは17時以降で予約可 |
mofgmona no zakka | 11:00~18:00頃 ※変動あり | 不定休 | – |
※上記は一般的な営業時間です。個人経営のお店のため、臨時休業や営業時間が変更になる場合があります。 訪問前には必ず公式ウェブサイトやInstagramで最新の情報を確認することをおすすめします。
予約や問い合わせの電話は、比較的空いている営業時間前やカフェタイム(14:30以降)にかけると、お店の方の負担が少なくスムーズです。
まとめ:沖縄旅行でモフモナに立ち寄って、特別な時間と出会いを
この記事では、沖縄県宜野湾市にあるカフェ&雑貨店「モフモナ」の魅力をご紹介しました。
緑に囲まれた隠れ家のような空間で、地元の食材を活かした美味しいランチやスイーツを味わい、3階の雑貨店では沖縄の作家たちが手がけた温かみのあるうつわや雑貨に出会うことができます。
- 癒やしの空間: おしゃれで落ち着いた店内は、ゆったりとした時間を過ごすのに最適です。
- こだわりの食: 沖縄の恵みが詰まった、体にやさしく見た目にも美しい料理を堪能できます。
- 素敵な雑貨: やちむんや琉球ガラスなど、作り手の想いがこもった一点もののお土産が見つかります。
モフモナは、ただ食事をしたり買い物をしたりするだけでなく、沖縄の文化や手仕事の魅力に触れ、心豊かな時間を過ごせる場所です。沖縄旅行の際には、ぜひ旅のプランに加えて、忘れられない思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
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