沖縄への旅行を計画中の皆さん、旅の途中でほっと一息つける素敵なカフェをお探しではありませんか？那覇市首里、世界遺産・首里城のほど近くに、まるで親しい友人の家に招かれたような温かい雰囲気の「caFe木箱（カフェきばこ）」というお店があります。
大工のご主人が愛情を込めて手作りしたという木のぬくもりあふれる空間でいただけるのは、「家族とたべたいおうちごはん」をテーマにした、心も体も喜ぶ優しい味わいのランチです。
この記事では、沖縄旅行のプランにぜひ加えていただきたい「caFe木箱」の魅力について、メニューやアクセス、周辺のおすすめスポットまで、詳しくご紹介していきます。この記事を読めば、きっとあなたも「caFe木箱」を訪れてみたくなるはずです。
カフェ木箱ってどんなお店？首里の路地に佇む癒しの空間
歴史の風情が色濃く残る那覇市首里。その住宅街に溶け込むように佇むのが「caFe木箱」です。観光客だけでなく、地元の人々からも愛されるこのカフェは、一度訪れるとまた帰りたくなるような、不思議な魅力に満ちています。ここでは、そんな「caFe木箱」が持つお店のコンセプトや、こだわりの空間についてご紹介します。
儀保駅近くにあるカフェ木箱。
美味しくてほっこりする空間です。#沖縄 #カフェ pic.twitter.com/FlB2DXpuJc— みほみほみ (@mihomihomi8) February 16, 2022
“お楽しみBOX”がコンセプト！店名の由来と温かい雰囲気
「caFe木箱」という少しユニークな店名は、お店そのものが「びっくり箱のような、皆が笑顔になるお楽しみBOXになれたら」という素敵な願いを込めて名付けられました。 その名の通り、お店に一歩足を踏み入れると、手作りの温かみと遊び心に満ちた空間が広がります。店主は3人のお子さんを育てるお母さんでもあり、その気さくで温かい人柄がお店の雰囲気にも反映されています。
訪れる人々がリラックスして食事を楽しめるようにという、細やかな心遣いが随所に感じられるでしょう。まるで親しい友人の家に招かれたかのような、気取らないアットホームな雰囲気が、旅の疲れを優しく癒してくれます。地元の方々はもちろん、観光で訪れた人々も温かく迎え入れてくれる、そんな心安らぐ場所が「caFe木箱」なのです。
大工のご主人が手掛けた、木のぬくもり溢れる店内
「caFe木箱」の魅力の一つは、なんといってもその内装です。店主の旦那様は大工さんで、このお店のテーブルや壁、天井に至るまで、そのほとんどが旦那様の手によるものだというから驚きです。 木の廃材なども利用して作られたという店内は、木の香りとぬくもりに満ちており、訪れる人の心を和ませてくれます。
よく見ると、テーブルや椅子は一つひとつデザインが異なり、それがかえって居心地の良い、気取らない雰囲気を生み出しています。 壁にはさまざまな色が使われ、天井にはご主人の友人が手掛けたというアートが広がるなど、遊び心も満載です。
また、店内にはミニチュアの自転車やアンティークなタイプライター、アコーディオンといった可愛らしい小物がセンス良く飾られており、どこを切り取っても絵になります。 料理を待つ間、そんなインテリアを眺めているだけでも楽しい時間を過ごせるでしょう。細部にまでこだわりと愛情が詰まった手作りの空間が、「caFe木箱」の大きな魅力となっています。
首里城から徒歩圏内！散策途中に立ち寄れる好立地
「caFe木箱」は、沖縄観光のハイライトの一つである首里城公園から徒歩約10分という、非常に便利な場所にあります。 ゆいレールの儀保駅からも徒歩5分ほどなので、レンタカーがない方でも気軽にアクセスすることが可能です。 お店の周辺は「スージグヮー」と呼ばれる沖縄ならではの細い路地が入り組む、風情ある住宅街です。
近くには、琉球王朝御用達の歴史を持つ老舗「新垣カミ菓子店」などもあり、首里の歴史や文化を感じながらの散策が楽しいエリアでもあります。 首里城を見学した後のランチや、城下町散策の合間のカフェタイムに立ち寄るのにまさにぴったりのロケーションと言えるでしょう。
caFe木箱で味わう、心温まる”おうちごはん”メニュー
「caFe木箱」の最大の魅力は、なんといってもその料理にあります。お店のテーマである「家族とたべたいおうちごはん」の言葉通り、まるで母親が家族の健康を想って作るような、愛情と栄養がたっぷり詰まったメニューが揃っています。 ここでは、訪れた人の多くが注文するという人気のランチメニューから、沖縄らしい定番料理、そしてスイーツまで、具体的なメニューをご紹介します。
父と母を連れ出して
カフェ木箱でランチ🍽
美味しかった〜♡#カフェ木箱#首里#ランチ#すいんちゅ#沖縄 #那覇市#カフェ #沖縄そば pic.twitter.com/DjB4oOadO7— がんばるゾーイ🌷 (@ALOHAITHAI_waka) February 2, 2023
栄養バランス満点！選べる日替わりランチプレート
「caFe木箱」のランチの主役は、毎日5〜6種類から選べる日替わりの定食です。 ある日のメニューは「鶏のにんにく照り焼き定食」や「エビガーリック定食」など、食欲をそそる魅力的なラインナップ。 メインのおかずに加えて、煮物や和え物、サラダ、フルーツなど、その日の食材で作られた副菜が数種類添えられています。
この副菜が、栄養バランスをしっかり考えて作られているのが嬉しいポイントです。野菜もたっぷりで、旅先で不足しがちな栄養を美味しく補うことができます。ご飯は白米か玄米かを選べるなど、健康への配慮も感じられます。 ボリュームも満点で、価格は780円〜と非常にリーズナブル。 丁寧に、そして心を込めて作られたことが伝わってくる優しい味わいは、観光で少し疲れた体を内側から元気にしてくれることでしょう。
沖縄の定番！優しい味わいの沖縄そばとタコライス
日替わりランチのほかにも、沖縄ならではの定番メニューが食べたくなった時におすすめなのが、「沖縄そば」や「タコライス」です。 「caFe木箱」の沖縄そばは、どこか懐かしさを感じる優しい味わいが特徴です。丁寧に作られたスープは、最後の一滴まで飲み干したくなる美味しさ。沖縄の塩を使っていることが、その優しい味の秘訣かもしれません。 また、子どもから大人まで大好きなタコライスも、いつ訪れても楽しめる定番メニューとして用意されています。
その日の気分や好みに合わせて、沖縄のソウルフードを選べるのも嬉しいポイントです。どのメニューも、まるでお母さんが作ってくれる家庭料理のような温かみがあり、ホッとするひとときを過ごせます。すべてのメニューはテイクアウトも可能なので、時間がない時やホテルでゆっくり食べたい時にも便利です。
散策の疲れを癒す、ひんやり美味しい沖縄ぜんざい
首里散策で歩き疲れた体に嬉しいのが、冷たいスイーツです。沖縄で「ぜんざい」というと、一般的にイメージされる温かいお汁粉ではなく、甘く煮た金時豆と白玉の上にかき氷が乗った、冷たいデザートのことを指します。 「caFe木箱」でも、この沖縄ぜんざいを味わうことができます。黒糖がトッピングされており、さらに追い黒糖用の黒糖も添えられているので、自分好みの甘さに調整しながら楽しめるのが特徴です。
ふっくらと炊かれた金時豆の優しい甘さと、かき氷のひんやりとした口当たりが絶妙にマッチし、火照った体をクールダウンさせてくれます。ランチにプラス250円でセットにすることもできるので、食後のデザートとしてもおすすめです。 心のこもった手作りの沖縄ぜんざいで、旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
caFe木箱へ行く前に知っておきたいこと
魅力あふれる「caFe木箱」ですが、訪れる前にいくつか知っておくと、よりスムーズに楽しむことができます。特に、人気店ならではの混雑状況や、営業時間、そして小さなお子様連れの場合のポイントなど、旅行者の方が気になる情報をまとめました。
予約は必要？混雑状況について
「caFe木箱」は、地元の方にも観光客にも人気のお店のため、お昼どきには満席になることもしばしばあります。特に12時過ぎの時間帯は多くのお客様で賑わうようです。 確実に席を確保したい場合や、複数人で訪れる予定の場合は、事前にお店に問い合わせてみるのが良いでしょう。ただし、お店の規模はそれほど大きくなく、店主さんが一人で切り盛りされていることもあるようなので、大人数での訪問の際は特に事前の連絡がおすすめです。
もし満席で入れなくても、全メニューテイクアウトが可能なので、近くの公園などでピクニック気分で味わうという選択肢もあります。 日によっては、並んでいるのを見て諦めて帰るお客さんもいるほどの人気ぶりなので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
営業時間と定休日をチェック
旅行の計画を立てる上で、お店の営業時間はとても重要です。せっかく楽しみにしていたのに、お店に着いたらお休みだった、ということがないように事前にしっかりと確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 11:30～17:00 |
| 定休日 | 土曜日、日曜日 |
平日のみの営業となるため、週末に沖縄旅行を計画されている方は注意が必要です。旅行の日程に平日のランチタイムが含まれている方は、ぜひこの機会を逃さずに訪れてみてください。
小さな子ども連れでも安心して利用できる？
「caFe木箱」は、店主さん自身が子育て中のママということもあり、子ども連れのファミリーにもとても温かい雰囲気のお店です。 肩ひじ張らないアットホームな空間なので、小さなお子様がいても気兼ねなく食事を楽しむことができるでしょう。
実際に、子育て中の忙しいお母さんたちにも人気のお店です。 栄養バランスの取れた優しい味付けの料理は、子どもにも安心して食べさせることができます。ただし、店内にはアンティークな小物なども飾られているため、お子様からは目を離さないように配慮は必要です。ベビーカーでの入店が可能かなど、心配な点があれば事前にお店に確認しておくとより安心です。家族みんなで沖縄の”おうちごはん”を味わう、そんな素敵な思い出作りにぴったりの場所です。
caFe木箱へのアクセスと駐車場情報
「caFe木箱」へ向かうための具体的なアクセス方法についてご案内します。公共交通機関を利用する場合と、レンタカーを利用する場合、それぞれの行き方と注意点をまとめました。事前に場所をしっかり確認して、スムーズにお店までたどり着けるようにしましょう。
住所とマップで場所を確認
まずは、「caFe木箱」の基本的な情報と地図です。スマートフォンのマップアプリなどを利用する際に活用してください。
- 住所: 〒903-0821 沖縄県那覇市首里儀保町1-8 宮城アパート 1F
- 電話番号: 070-1945-8908
お店は儀保町の住宅街の中にあり、少し細い路地沿いに位置しています。 「おひるごはん」と書かれた看板が営業中の目印です。
ゆいレール・車でのアクセス方法
【ゆいレールを利用する場合】
那覇空港や那覇市内の中心部からアクセスする場合、沖縄都市モノレール「ゆいレール」が便利です。
- ゆいレールに乗車し、「儀保（ぎぼ）駅」で下車します。
- 駅から徒歩約5分で「caFe木箱」に到着します。
【車（レンタカー）を利用する場合】
那覇市内の主要な道路から首里城方面を目指します。
- 那覇空港からの所要時間: 交通状況にもよりますが、車で約30～40分が目安です。
- 国際通り周辺からの所要時間: 車で約15～20分が目安です。
首里城周辺は道が狭く、一方通行の道も多いため、運転には十分注意してください。
駐車場利用時の注意点
「caFe木箱」には、お店の裏手に専用の駐車場が用意されています。 首里の歴史地区では駐車場がない飲食店も多い中、駐車場が完備されているのはレンタカーで移動する観光客にとっては非常にありがたいポイントです。
ただし、駐車スペースには限りがある可能性があります。もし満車の場合は、周辺のコインパーキングなどを探す必要がありますが、住宅街のため数は多くありません。ランチタイムなど混み合う時間帯は、できるだけ乗り合わせて行くなどの工夫をすると良いでしょう。駐車場の場所がわからない場合は、お店の方に尋ねてみてください。
カフェ木箱とあわせて巡りたい！首里のおすすめスポット
「caFe木箱」での美味しいランチを楽しんだ後は、魅力あふれる首里の街を散策してみてはいかがでしょうか。琉球王国時代の歴史と文化が今なお息づくこのエリアには、見どころがたくさんあります。ここでは、「caFe木箱」から歩いて行ける、おすすめの観光スポットを3つご紹介します。
沖縄の歴史の象徴「首里城公園」
「caFe木箱」から徒歩約10分の場所にある首里城公園は、沖縄観光では外せないスポットです。 琉球王国の政治・文化の中心として栄えた首里城は、沖縄の歴史と誇りの象徴です。2019年の火災で主要な建物を焼失しましたが、現在は復興に向けて力強く歩みを進めており、その過程を見学することができます。
有料区域の「御庭（うなー）」では、復元されていく正殿の様子を間近で見ることができ、沖縄の人々の想いに触れる貴重な体験となるでしょう。また、園内に点在する「守礼門（しゅれいもん）」や「園比屋武御嶽石門（そのひゃんうたきいしもん）」などの世界遺産は必見です。広大な公園内を散策しながら、琉球の歴史に思いを馳せる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
琉球王朝時代の伝統菓子「新垣カミ菓子店」
「caFe木箱」のすぐご近所にある「新垣カミ菓子店」は、琉球王朝時代から続く歴史あるお菓子屋さんです。 ここでは、「ちんすこう」や「花ぼうる」といった、かつて王族や貴族たちが口にしたとされる琉球の伝統菓子を、昔ながらの製法で作り続けています。 特に、ここの「ちんすこう」は、一般的なお土産屋さんで売られているものとは一線を画す、上品な味わいが特徴です。サクッとした食感と、口の中に広がる優しい甘さは、一度食べたら忘れられません。
沖縄旅行のお土産として購入するのはもちろん、散策のお供として少しだけ買って、その場で味わうのもおすすめです。「caFe木箱」でのランチの後に、歴史あるお菓子屋さんを訪ねて、琉球の食文化にさらに深く触れてみるのも素敵な体験です。
歴史を感じる石畳道「金城町の石畳道」
首里城公園の南側に位置する「金城町の石畳道」は、琉球王国時代に首里城から南部へと続く主要な道として整備された歴史ある坂道です。日本の道100選にも選ばれており、琉球石灰岩が敷き詰められた道は、歩くだけでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。石畳の両脇には赤瓦屋根の古民家が立ち並び、沖縄らしい風情ある景観が広がっています。
坂道の途中には、樹齢300年ともいわれる大アカギの木が立つパワースポットや、無料で休憩できる「金城村屋（かなぐすくむらやー）」などもあります。滑りやすい箇所もあるため歩きやすい靴が必須ですが、ゆっくりと坂を下りながら、歴史の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。「caFe木箱」からは少し歩きますが、首里城公園とセットで訪れるのにぴったりの散策路です。
まとめ：沖縄旅行の思い出に。カフェ木箱で心温まるひとときを
この記事では、那覇市首里にある「caFe木箱」の魅力について、お店の雰囲気からこだわりのメニュー、アクセス方法、そして周辺の観光スポットまで詳しくご紹介しました。
大工のご主人が手掛けた木のぬくもりあふれる空間でいただく、愛情たっぷりの”おうちごはん”は、沖縄旅行の特別な思い出になることでしょう。 栄養バランスが考えられた日替わりランチや、優しい味わいの沖縄そば、そしてひんやり美味しい沖縄ぜんざいなど、どのメニューにも作り手の温かい心がこもっています。
首里城からもほど近く、城下町散策の合間に立ち寄るのにぴったりのロケーションも魅力です。 沖縄の歴史と文化に触れながら、地元の人々に愛されるカフェでほっと一息つく時間は、きっとあなたの旅をより豊かなものにしてくれるはずです。沖縄を訪れる際には、ぜひ「caFe木箱」を訪れて、心温まる素敵な時間をお過ごしください。
コメント