沖縄旅行の計画は進んでいますか?美しい海や壮大な自然を満喫するのも沖縄旅行の醍醐味ですが、旅の途中でほっと一息つける、とっておきのカフェに立ち寄るのはいかがでしょうか。今回ご紹介するのは、沖縄本島中部の沖縄市高原(たかはら)に佇む洋風茶館「ミッドビレッジ」。
まるでヨーロッパの家庭に招かれたかのようなアンティーク調の空間で、種類豊富な紅茶や焼きたての絶品スコーンを味わえる、知る人ぞ知る隠れ家的な人気店です。 その落ち着いた雰囲気は、友人との語らいの時間はもちろん、大切な人とのデートにもぴったり。
この記事では、沖縄旅行を計画しているあなたへ、ミッドビレッジの魅力と楽しみ方、そして周辺の観光スポットまで詳しくご紹介します。沖縄中部エリアの観光プランに組み込んで、特別な時間を過ごしてみてください。
ミッドビレッジとは?沖縄市で愛される洋風茶館の魅力
沖縄市の
洋風茶館ミッドビレッジさん☕️紅茶の種類が豊富で
デザートのスコーンが
大人気です🥯記念日や誕生日に
よくご利用されてるみたいです食器も可愛いくて、
雰囲気もgood💞#グルメ #カフェ #紅茶 #沖縄 pic.twitter.com/6C4f45MQig— snowball condominium (@snowballcondo) February 19, 2020
沖縄市高原の閑静な住宅街に、ひっそりと佇む一軒家カフェ、それが「洋風茶館ミッドビレッジ」です。 長年にわたり地元の人々に愛され続けており、その魅力はなんといっても非日常を感じさせる独特の雰囲気にあります。 一歩足を踏み入れれば、そこはまるで物語の世界。忙しい日常を忘れさせてくれる空間で、優雅なティータイムを過ごすことができます。
ヨーロッパの邸宅のような非日常空間
ミッドビレッジの外観は、緑に囲まれたおしゃれな西洋風の一軒家です。 店内に足を踏み入れると、アンティーク調の家具や調度品で統一された、落ち着いた空間が広がっています。 少し薄暗い照明が、さらにムーディーな雰囲気を演出し、ゆったりとした大人の時間を過ごすのに最適です。
テーブル席が中心で、女子会やデートで利用するお客さんが多いのが特徴です。 昔のアメリカ統治時代の沖縄を思わせる建物と、洗練されたヨーロッパの雰囲気が融合した独特の空間は、訪れる人々を魅了し続けています。
50種類近くから選べるこだわりの紅茶
ミッドビレッジの大きな魅力の一つが、その豊富な紅茶のラインナップです。 メニューには50種類近くの紅茶が並び、それぞれの茶葉の特徴やフレーバーが丁寧に説明されているため、紅茶に詳しくない方でも自分好みの一杯を見つけることができます。
例えば、世界三大紅茶の「ダージリン」「ウバ」「キーマン」はもちろんのこと、フルーツや花の香りが楽しめるフレーバーティー、ハーブティーなど、その日の気分に合わせて選ぶ楽しみがあります。使用されている茶器も「MINTON」などのブランド品で、優雅なティータイムを一層引き立ててくれます。 どの紅茶にしようか迷う時間さえも、楽しい思い出の一部になるでしょう。紅茶好きにはたまらない、至福のひとときを約束してくれます。
必ず食べたい!絶品の自家製スコーン
ミッドビレッジを訪れたら絶対に外せないのが、自家製のスコーンです。 「ここのスコーンを食べて、スコーンの本当の美味しさに目覚めた」という声も多いほど、多くのファンを魅了しています。
注文を受けてから焼き上げるスコーンは、テーブルに運ばれてくると香ばしい香りがふわりと広がります。 外はサクサク、中はふんわりとした食感で、温かいままいただくのが最高です。 スコーンには、季節のジャム2種類とクリームが添えられています。クリームは、定番の生クリームのほか、豆乳クリームやショコラから選ぶことができるのも嬉しいポイントです。 紅茶との相性も抜群で、優雅な午後のティータイムに彩りを添えてくれます。沖縄にはかつてスコーン専門店が少なかったため、20年以上前から本格的なスコーンを提供してきたミッドビレッジは、多くの人にとって特別な存在となっています。
ディナーにもおすすめなフードメニュー
ミッドビレッジは、カフェとしての利用だけでなく、ディナーにも最適な場所です。 フードメニューは、ドリア、グラタン、パスタといった洋食が中心で、どれも丁寧に作られた優しい味わいが人気です。
特に人気なのが、熱々のドリアやグラタンです。 たっぷりのチーズがとろけるドリアは、見た目にも食欲をそそり、ホワイトソースは濃厚ながらも後味がくどくないため、ぺろりと食べられてしまいます。 また、ステーキやパスタのメニューも充実しており、しっかりとした食事を楽しみたい方にも満足していただけるでしょう。 美味しい料理と落ち着いた雰囲気の中で、旅の思い出を語り合うディナータイムは、きっと忘れられない時間になるはずです。
ミッドビレッジのメニューを徹底解説!
ミッドビレッジでは、ティータイムからディナーまで、様々なシーンで楽しめる魅力的なメニューが揃っています。ここでは、特におすすめのメニューを詳しくご紹介します。セットメニューがお得で人気です。
優雅なティータイムを彩る「スコーンセット」
午後のひとときを過ごすなら、「スコーンセット」が断然おすすめです。 このセットには、焼きたてのスコーン2個に、2種類のジャムと選べるクリーム、そして豊富なリストから選べるお好みの紅茶(またはコーヒー)が含まれています。
スコーンのサクッ、ふわっとした食感と、ジャムの甘酸っぱさ、そしてクリームのまろやかさが口の中で一体となる美味しさは格別です。 そして、香り高い紅茶がその味わいを一層引き立てます。フードメニューにスコーンとドリンクが付いた「Bセット」もあり、食事もデザートも楽しみたいという方にはこちらがぴったりです。 料金は、紅茶とスコーンのセットで1,800円程度が目安となります。 優雅な空間でいただく本格的なスコーンと紅茶のセットは、自分へのご褒美にも最適です。
チーズとろける熱々「ドリア&グラタン」
ミッドビレッジのフードメニューの中でも、特にファンが多いのがドリアとグラタンです。 こんがりと焼き上げられたチーズの香ばしい香りが食欲をそそり、スプーンを入れると中から熱々のクリームとご飯(またはマカロニ)が現れます。
具材もゴロゴロと入っていてボリュームがあり、見た目以上に満足感があります。 特に人気なのは「きのことチキンのドリア」や「ステーキのドリア」などで、濃厚なホワイトソースやデミグラスソースと具材、チーズのコンビネーションが絶妙です。 ディナータイムに何を注文するか迷ったら、ぜひこの熱々のドリアやグラタンを選んでみてください。心も体も温まる、どこか懐かしくも本格的な味わいを楽しむことができます。
豊富なバリエーションのパスタ
ドリアやグラタンと並んで人気なのが、バリエーション豊かなパスタです。 ミッドビレッジのパスタは、昔ながらの喫茶店のスパゲティを思わせる、親しみやすい味わいが特徴です。 しかし、その具材と味付けの組み合わせは非常に豊富で、何度訪れても新しい味に出会える楽しみがあります。
ソースは和風やクリームソースなどから選ぶことができ、様々な種類のパスタメニューが用意されています。 例えば、魚介の旨味が詰まったペスカトーレや、濃厚なクリームソースが絡むカルボナーラなど、その日の気分に合わせて選べます。食事とドリンクがセットになった「Aセット」や、さらにスコーンが付く「Bセット」で注文するのがおすすめです。 落ち着いた空間で、こだわりのパスタを味わう時間は、沖縄旅行の良い思い出となるでしょう。
選ぶのが楽しい!多彩な紅茶のラインナップ
ミッドビレッジを語る上で欠かせないのが、50種類近くにも及ぶ紅茶のメニューです。 これほど多くの種類を揃えているカフェは沖縄でも珍しく、紅茶好きにはたまらない場所と言えるでしょう。
メニューには、それぞれの紅茶の産地や特徴、香りの説明が詳しく書かれているため、一つひとつ読みながら、じっくりと自分好みの一杯を選ぶことができます。 定番のダージリンやアールグレイから、キャラメルやマスカットなどの甘い香りが楽しめるフレーバーティー、リラックス効果のあるハーブティーまで、その日の体調や気分に合わせて選べます。お気に入りの紅茶を見つけるために、何度も通いたくなるほどの魅力があります。美しいティーカップに注がれた香り高い紅茶は、心安らぐ贅沢な時間をもたらしてくれます。
ミッドビレッジへのアクセスと利用のポイント
ミッドビレッジは隠れ家的なカフェだからこそ、訪れる前に場所や営業時間などをしっかり確認しておくことが大切です。ここでは、旅行者がスムーズに訪問するためのポイントをまとめました。
場所はどこ?沖縄南ICからの行き方
ミッドビレッジは、沖縄県沖縄市高原4丁目の閑静な住宅街にあります。
アクセス方法:
車でのアクセスが便利です。沖縄自動車道の「沖縄南IC」から約4km、車で10〜15分ほどの距離にあります。 高原地域は坂道やカーブが多いため、ナビゲーションシステムを利用しながら、安全運転で向かうことをおすすめします。 外観は普通のお宅のようにも見えるため、見落とさないように注意しましょう。
アクセス方法 | 所要時間(目安) |
---|---|
那覇空港から(高速利用) | 約40分〜50分 |
沖縄南ICから | 約10分〜15分 |
アメリカンビレッジから | 約20分〜25分 |
駐車場と営業時間について
ミッドビレッジには、店舗の前に専用駐車場があります。約10台〜16台ほど停めるスペースが確保されていますが、人気店のため時間帯によっては混み合うこともあります。
営業時間は、夕方から深夜にかけてとなっています。ランチ営業はしていないので注意が必要です。
営業時間:
- 水〜金曜日: 17:00~23:00
- 土・日・祝日: 15:00~23:00
- 定休日: 月曜日・火曜日
人気店のため予約がおすすめ
ミッドビレッジは、地元の方々にも長年愛されている非常に人気の高いカフェです。 特に週末やディナータイムは混み合い、満席で入れないこともしばしばあります。
そのため、訪問する日時が決まっている場合は、事前に電話で予約をしておくことを強くおすすめします。 予約をすることで、スムーズに席へ案内してもらえるだけでなく、窓際の景色の良い席などをリクエストできる可能性もあります。せっかくの旅行で残念な思いをしないためにも、事前の予約を心がけましょう。
支払い方法など知っておきたい注意点
ミッドビレッジを訪れる際に、いくつか知っておくと便利な注意点があります。
まず、支払い方法は現金のみとなっているようです。 クレジットカードや電子マネーは利用できない可能性があるため、訪問の際はあらかじめ現金を用意しておくと安心です。
また、店内は落ち着いた雰囲気を大切にしているため、大人数で大声で話すのは控え、静かな空間を楽しむようにしましょう。特に小さなお子様連れの場合は、周りへの配慮を忘れないようにしたいですね。ベビーを寝かせられるスペースをスタッフが作ってくれたという口コミもあり、親切な対応も期待できますが、お店の雰囲気に合わせた過ごし方が求められます。
ミッドビレッジと合わせて訪れたい!周辺のおすすめ観光スポット
ミッドビレッジのある沖縄市は、沖縄本島の中部に位置し、周辺には魅力的な観光スポットがたくさんあります。カフェでの優雅な時間の前後に立ち寄れる、おすすめのスポットをご紹介します。
異国情緒あふれる「アメリカンビレッジ」
ミッドビレッジから車で20〜25分ほどの場所にある北谷町(ちゃたんちょう)の「アメリカンビレッジ」は、沖縄とアメリカの文化が融合した人気の観光スポットです。 カラフルな建物が立ち並ぶ街並みは、歩いているだけでワクワクします。
敷地内には、おしゃれなショップやレストラン、カフェ、映画館などが集まっており、一日中楽しむことができます。 特に、海沿いに広がるサンセットビーチから眺める夕日は絶景です。ミッドビレッジでディナーを楽しむ前に、アメリカンビレッジでショッピングや散策を楽しみ、美しいサンセットを堪能するプランはいかがでしょうか。
世界遺産「中城城跡」で歴史に触れる
沖縄の歴史に興味があるなら、世界遺産にも登録されている「中城城跡(なかぐすくじょうあと)」がおすすめです。 ミッドビレッジからは車で約15分ほどの距離にあります。
15世紀に築かれたとされるこの城は、琉球石灰岩を巧みに利用した美しい曲線の城壁が特徴で、沖縄にある城(グスク)の中でも特に原形をとどめていると言われています。 城壁の上からは、東シナ海と太平洋(中城湾)を同時に見渡すことができ、その絶景は圧巻です。琉球王国の歴史に思いを馳せながら、壮大な景色を楽しんでみてください。
動物たちに癒される「沖縄こどもの国」
ファミリーでの旅行なら、「沖縄こどもの国」は外せないスポットです。ミッドビレッジから車で約10分とアクセスも良好です。
この施設は、動物園を中心に、体験学習施設「ワンダーミュージアム」などが併設された複合施設です。 動物園では、沖縄ならではの在来種をはじめ、様々な動物たちが飼育されており、動物との距離が近いのが魅力です。 知的好奇心をくすぐる仕掛けがいっぱいのワンダーミュージアムは、子どもだけでなく大人も夢中になれること間違いなし。ミッドビレッジでの夜カフェの前に、昼間はここで思いっきり楽しむのも良いでしょう。
東南植物楽園で亜熱帯の自然を満喫
植物が好きな方には、「東南植物楽園」がおすすめです。ミッドビレッジから車で約15分の場所にあります。日本最大級の屋外植物園で、広大な敷地にはヤシの木をはじめとする亜熱帯の珍しい植物が生い茂り、まるでジャングルのような雰囲気を楽しめます。動物と触れ合えるエリアや、湖を遊覧するツアーもあり、ゆったりとした時間を過ごすのに最適です。美しい植物に囲まれてリフレッシュした後に、ミッドビレッジで優雅なティータイムを過ごせば、心癒される一日になるでしょう。
まとめ:沖縄旅行で特別な時間を過ごすならミッドビレッジへ
沖縄市高原に佇む洋風茶館「ミッドビレッジ」は、そのアンティークで落ち着いた雰囲気、種類豊富な紅茶、そして絶品のスコーンや料理で、訪れる人々を魅了し続ける特別な場所です。観光地を巡るアクティブな沖縄旅行も素敵ですが、時にはこんな隠れ家的なカフェで、ゆったりと流れる時間に身を任せてみるのはいかがでしょうか。
ミッドビレッジでのひとときは、あなたの沖縄旅行をより一層深く、思い出深いものにしてくれるはずです。周辺の観光スポットと合わせてプランに組み込み、ぜひ一度、この優雅な空間を体験してみてください。その際は、事前の予約をお忘れなく。
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